フォートナイトでびゅー
小学校に入学した息子が友達から聞いたらしく、フォートナイトをやりたいと言い出した。
最近の子供は小1からTPSをやるのか…。いや、うちの子は3歳からスプラトゥーンをやってたから今更か。
というわけで、ダウンロード待ちしながらこの記事を書いてる。
フォートナイトは私もやったことがないんだけど、世の中のあまりゲームをしない親たちから、子供の課金要求に対して悲鳴が上がってるのは知ってる。
ソシャゲをやってる身からすれば、課金要素が見た目の変更のみなのは、かなり良心的だと思うのだが、見た目もこだわると金がかかるのだろう。
令和になっても小中学生はピグみたいな課金をするんだな…。
我が家はゲームに関しては寛容というかゆるゆるルールで、20時までに終了すれば好きなゲームをやっていいことになっている。R18みたいに世の中がはっきり禁止してきてるやつは一応NGだけど。
なのでうちの子は、ポケモン スカーレットと、ポケまぜと、ポケモンユナイトと、スプラトゥーン3と、どうぶつの森 ポケットキャンプと、FGOと、ウマ娘と、マリオカート ツアーと、マインクラフトと、…なんか色々やってる。
課金問題にもすでに何度も直面して話し合い済みであり、正直、フォートナイトだから何だというのかという感じである。
うちの子たちは、学習ドリルを進めることでお小遣いがもらえることになっている。親が勝手に与えたいと思った物以外は、誕生日かクリスマスか、このお小遣いを使って手に入れることになる。
すでに何度かこのお小遣いでマインクラフトでスキン等を購入したり、ポケモンのぬいぐるみ(Pokemon fit)を購入したり、ゲームセンターでクレーンゲームをしたりしている。
このシステムのおかげで、ゲームがしたくなればなるほど、学習意欲も上がり次々にドリルを終わらせていく子になる。
課金したいゲームがあるときは、子供から「勉強したいから、ママもっと早くご飯を食べちゃってよ」とか言われるのだ。「早く次のドリルをしたいから買って」とも。
「ゲームや物で釣るのはどうなの?」と言う人もいるけれど、世の中の勉強させたい親のほとんどは「将来」を餌に釣っているだけだ。その餌の魅力が子に伝わらないから苦労してるだけ。
「将来」と言えばまだ聞こえはいいけど、それも結局は「良い大学、良い会社、安定雇用と高い給料」である。
「お小遣いが欲しい」と比べて、別に何も高尚な理由ではない。
そもそも勉強の面白さなんて、ある程度やってみないと伝わりようがない。何だってそうだけど。
野球を見たこともやったこともない人に、野球の面白さを理解させるのは難しい。始めたばかりでまともにボールが投げられない人も、なかなか野球の醍醐味は分からないだろう。
ある程度誤魔化しつつ進んで、ようやく本質的な面白さが分かってくるものだ。
そんなわけで、これからフォートナイトで小学校のお勉強が捗って仕方なくなる予定である。
こんなこと言って、数ヶ月後に課金問題が泥沼化して泣いてたら笑ってやってくれ。